プロジェクト2013

NPO法人富士山測候所を活用する会では、7月16日(火)~8月30日(金)までの約1カ月半の間、気象庁から借り受けた富士山測候所を使い、公募により選ばれた15件の夏期研究観測を行います。

今夏の研究プロジェクトは、中国の深刻な大気汚染発生により日本に飛来することが懸念されるPM2.5に焦点をあてた、富士山頂におけるPM2.5の越境 汚染の監視に関する東京農工大、滋賀県立大、東京理科大、早稲田大の4プロジェクトによる調査や、地上での観測が困難なスプライトをはじめとする高高度大 気中における放電現象や大気光モニターによる大気重力波が超高層大気に与える影響を調査する「富士山頂における大気電気現象および超高層大気の観測」も行 います。さらに、富士山頂で貯蔵した農畜産物の品質変化の調査や、富士山頂での歩行バランスに与える影響の調査など、幅広い活動を行います。

夏期観測2013プロジェクト一覧_20130617.pdf
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(1)研究計画

ID 件名 代表者

分野

R-01 富士山頂における一酸化炭素およびオゾンの夏季の長期測定

加藤俊吾

(首都大学東京) 

大気化学

R-02

富士山頂における大気中水銀の連続観測と同期する大気汚染物質の観測及び湿性降下物中の水銀濃度の把握

永淵修

(滋賀県立大学) 

大気化学
R-03 自由対流圏内を運ばれるエアロゾル金属成分の富士山頂における動態観測

畠山史郎

 (東京農工大学)

大気化学
R-04 富士山頂における長期二酸化炭素濃度観測

向井人史

(国立環境研究所) 

大気化学
R-05 富士山体を利用したエアロゾルの気候影響の研究―ラドン・イオンで 気候変化を探るー

三浦和彦

(東京理科大学)

大気化学
R-06 富士山体を利用した自由対流圏高度におけるエアロゾル―雲―降水相互作用の観測

大河内博

(早稲田大学)

大気化学
R-07 宇宙線被ばく線量評価の信頼性向上を目的とした富士山頂での放射線モニタリング

矢島千秋

(放射線医学総合研究所)

放射線
R-08 富士山山頂における大気電気現象および超高層大気の観測

鴨川仁

(東京学芸大学) 

大気電気 
R-09 富士山の永久凍土研究:研究の第二段階   

池田敦

(筑波大学) 

永久凍土 
R-12 富士山頂で貯蔵した農畜産物の品質変化

稲津成孝

(ふじのくに地域政策研究所)

食品科学 
R-13 富士山頂短期滞在が心臓および動脈系血行動態に及ぼす影響に関する研究

浅野勝己

(つくば大学)

高所医学 
R-14

富士山頂において歩行バランスに与える影響

井出里香

(東京都立大塚病院) 

高所医学

(2)活用計画

ID 件名 代表者

分野

U-01 富士山頂実験室

佐藤 元

(黄金雲プロジェクト) 

教育
U-02 「理科準備室へようこそ」~ 富士山頂での教材開発 II ~

古田 豊

(立教新座中学高校) 

教育
U-03 富士山旧測候所を利用した通信の可能性について

吉田智将

(KDDI) 

通信