富士山頂における大気中水銀の連続観測と同期する大気汚染物質の観測及び湿性降下物中の水銀濃度の把握

永淵 修 Osamu NAGAFUCHI
滋賀県立大学 University of Shiga Prefecture

共同研究者
尾坂兼一:滋賀県立大学 osaka.k@ses.usp.ac.jp
横田久里子:豊橋技術科学大学  yokota@ace.tut.ac.jp
中澤暦:大阪大学

研究の概要
自由対流圏における大気中水銀と同期するガス状物質の連続観測を行い、水銀の長距離越境輸送のメカニズムを明らかにする。湿性降下物は、降雨量10mm毎(可変)に自動で採水する装置を山頂に設置し、自由大気中での水銀の沈着量を明らかにする。

研究目的
大陸で排出された水銀の輸送と沈着に関する自由対流圏での連続観測を達成すること。 

 

内外の関連研究の中での位置づけ
我が国で山岳での大気中水銀の輸送と沈着に関する研究は我々のグループだけであり、当然データも我々のところにしかない。2013年秋には水銀条約が締結され、その中で水銀のfateとtransportは重要な位置づけになっている。 

 

期待される成果
世界の水銀発生量の50-60%を占める中国大陸の東側に位置する日本の高山における大気中水銀の輸送と沈着の詳細なデータを取得することが可能。 

 

社会への還元
UNEP水銀パートナーシップへのわが国の大きな貢献となりうる。